価値観のルール化
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日は、「社員と会社の約束」の前提として、「会社は社員が作るものだ」というお話をしました。
では「約束」とはどういうことでしょうか?
この項には〈Value ~価値観/行動指針~ →社員と会社の約束〉という表題がつけられていますので、これを手がかりに考えていきたいと思います。
まず「価値観」について。
FLC&S(今後文中では口頭の場合の通称「フクダリーガル」ではなく正式な略称であるFLC&Sを使います)の価値観、とは、FLC&Sが企業として事業展開をして行く上で、どうすることに価値があるか、ということに関する考え方です。
個人であれ企業であれ価値観はそれぞれ固有のもので、自らの価値観を他者に押し付けることは不可能です。しかし、共同体においては、構成員相互がお互いの価値観を尊重し合うことは必要ですし、その価値観に沿った行動を取ることを、共同体の意志としてルール化し、その遵守を義務付けることは可能です。
次に「行動指針」。
これは、上記した「FLC&Sの価値観のルール化」を意味します。
そして「社員と会社の約束」。
これは、価値観のルール化である行動指針について、社員に遵守を求めるものです。
改めて見てみると、「約束」という表現は曖昧でわかりにくいですね。
FLC&Sにはこういう価値観があり、それがルール化されているから、社員はそれを守らなければならない、という表現の方が直截的で明快ですね。
改めます。
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