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2022年8月22日 (月)

楽しく生きられる環境とは

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

次に〈第二の約束〉です。
〈社員は先ず、自分自身が楽しく生きます。/会社は社員全員が楽しく生きられる環境を整えます。〉

ここでは楽しく生きることを約束することになっています。
しかし、楽しいかどうかは極めて主観的なことで、〈約束〉にはなじみません。以前、〈フクダリーガルの教科書〉の〈行動基準〉〈接遇マニュアル総論その1〉の再検討を行った際に(※1)、〈そもそも「楽しく」を会社がルールとして定める、あるいは推奨するということは、人の内面を制御しようとすることで、やってはいけない、いやそもそも不可能なこと〉であり、ルール化するのは〈その人自身が「楽しい気持ちでいるように見える」こと〉だと書きました(※2)。

しかし、〈その人自身が「楽しい気持ちでいるように見える」こと〉もルール化にはなじみませんね。どんな気持ちでいるように見えるのか、というのも人の内面と密接に関わってくることであって、それを外部から強制したり、ルールづけるのは難しいと思います。
結局は「他人を不愉快な気持ちにさせてはいけない」という「マナーの基本原則」のようなことくらいしか言えないのではないかと思います。

ですから、ここでの主眼は〈会社は社員全員が楽しく生きられる環境を整えます。〉にあります。

※1〈仕事は楽しく?〉http://hap.air-nifty.com/phytoncid/2022/06/post-de10cf.html
※2〈楽しい、ではなく、そのように見せる〉http://hap.air-nifty.com/phytoncid/2022/06/post-813cf3.html

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