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2022年8月23日 (火)

「みんなが主役」の意味

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

一昨日、昨日と、会社は社員が価値創造を担い、楽しく生きるための環境を整える役割であるというお話をしましたが、この役割分担も少し違うのではないかと、ここまでの検討を通し、また、最近のみなさんとのやり取りから、感じています。

そもそも「会社」が何かをする、という言い方は抽象的ですね。最終的な意思決定をするのは(最終的な全責任を負う)私の役割ですが、その意思決定の対象は、みなさん方自身が発想し、つくりだすものです。

21日の「よしなしごと」では、環境を整えるために様々なことを会社が行って来、それが最適化に貢献した、と書きましたが、実際に手を動かし知恵を働かせたのはみなさん自身です。

つまり、社員が何かをして、会社が環境を整える、あるいは、みなさんが自ら考え、行動して、会社はそれを支援する、という、役割分担の図式化はあまり意味はありませんし、お互いに何かを求めることになり、建設的な議論にならないおそれもあります。

FLC&Sの使命である価値創造をおこなうのは「私達みんな」である(昨日の「web全体朝礼」)、主役は「みなさん自身」である(21日の「よしなしごと」)、とお伝えしましたが、それらの意味するところは、実は、会社に何かを(してもらうのを)求めるという姿勢は違う、というところに主眼があるのです。

もちろん、みなさん自身が主役だと言っても、一人ひとりがばらばらの方向を向いていたのでは前に進めませんから、方向を一致させる必要があります。その方向性を示しているのが「基本理念」です。

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