最適化は終わらない
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
現在の方法が最適ではないという認識のもとに最適化作業(業務改善)を行ったとしても、それで最適化が完了することはありません。
もちろんこれまでも登記申請手続きの最適化(業務改善)は実行されて来ましたし、現在も様々な提案や課題の設定、実行がチームビルディングセッション(TBS)やビジネスリフォームカンファランス(BRC)の場などで行われています(backlogで業務効率化のチケットを切るなど)。
しかしこれらが実行されても「もうこれで十分」ということはありません。かならずもっと良く(もっと高速に、もっと低負担に、もっと高成果に)なる余地があるのです。
つまり、「もっと良くならないか」という意識を持ち続けることが必要なのです。
また、やがて大きな転換点ーパラダイム・シフト(大枠の転換)ーに直面し、これら旧枠組みを前提とした最適化努力が全て無に帰することになるかもしれません。
しかし、この最適化志向を怠らなければ、パラダイム・シフト自体を予見することもあながち不可能ではないでしょう。場合によってはそれを引き起こす側に回ることができるかも知れません。
ただ、これはいつになるかまだわかりませんから、それを予見し備えつつ、今の枠組みの中において最適化の努力を続けるしかないのです。
遠くを見据える目を持ちつつ、手足を動かし続けることが必要です。少なくとも現状に満足し、今の位置にとどまっていることがいずれのシナリオにおいても命取りになることは明らかです。
そして、最適化目標は、具体的な数値で示すことが必要です。
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