未来を創る熱意
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
土曜日(23日)に、全国司法書士法人連絡協議会の「第11回全国の司法書士法人の集い」に参加してきました。
プログラムは多彩でしたが、特に司法書士法人トリニティグループ/トリニティ・テクノロジー株式会社の磨(みがき)代表のお話は印象的でした。
トリニティグループはなんといっても「スマート家族信託」というアプリケーションの開発・提供が特筆すべき業績だと思います。
このアプリケーションの特徴は家族信託組成後の継続的な管理を劇的に効率化・適正化していることです。
例えば銀行の入出金管理については銀行のシステムとAPI連携して、自動的にデータを流し込めるようにして、当事者の負担を大幅に軽減するとともに、管理が持続的かつ正確に行えるようにしています(スマートフォンでできます)。
そして最も印象的だったのが、このシステムの開発過程です。最初に現在のCTO(Chief Technology Officer)の方を口説き落とし(SNSで発見した何人もの方に声をかけたそうです)、その方の影響で有能なエンジニアが集結し、現在は15名の開発部隊になっているということです(グループ総勢85名)。
その原動力となっているのが磨代表の熱意です。それまでの家族信託に対する問題意識と、それを変えていくことが社会貢献につながるという信念から、新しいシステムの必要性を強く望んだからこそ、人を得、資金を得て、素晴らしいシステムを生み出すことが出来たのだと思います。
これも一つの「未来を創る」あり方だと思いました。
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