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2022年7月12日 (火)

スズキ?鈴木?寿々木?

(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

電話の取次の際にはお客様の姓の文字表記を確認する必要はなく、かなで表記するというルールは、あくまでも電話取次の場面での例外的な取り扱いです。

例えばフクダリーガルの寿々木(すずき)一郎さんがこんな宛名の入ったメールを受け取ったとしましょう。

「フクダリーガルコントラクツ&サービシス司法書士法人
 〇〇グループ スズキ 様」

これを受け取った当人がこれをどう受け止めるかは、そこまでの経緯次第で様々だと思います。

「彼(発信者)は私の姓の漢字表記を知らなかったかも知れないが、一言確認してくれればよかったのに。」
「今回の取引は名前もすべてカナ書きで行うというルールの下に行われる効率優先の取引であるから何の問題もない。」

もしこのメールを、経緯を知らない第三者が見た場合、その方はどう受け止めるでしょうか。

「片仮名表記の姓は珍しいが、スズキさんは外国籍の方なのかしら?」
「これは誰のことだろう。鈴木三郎クンのことかな?」
「寿々木さんの姓を片仮名で書くなんて失礼だ。会社名と部署名を記載している本件のような(初めてメールを送る場合など)改まった場面では、相手方のお名前の記載には正式な文字表記をすべきだ。だから、メールを送る前に確認すべきだ。」
「電話取次ぎの際には文字表記を確認せず、かなで書けば良いというルールを勘違いしているのではないかな。」

みなさんでしたらどう感じるでしょうか。

ところで、文字表記の確認はこんな聞き方をします。「メール(手紙)をお送りするのですが、お名前のすずきの文字は鈴虫の鈴に樹木の木でよろしいでしょうか?」

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