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2022年7月30日 (土)

「お疲れさま」は禁止ではない。

(7月20日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

「お疲れさま(です)」という挨拶(?)に関しては色々なところで話をしてきましたし「フクダリーガルの教科書」のルールにもしていますが、この言葉の使用を禁止している訳ではありません。

使い方を間違えないで欲しいということです。
「お疲れさま」は「労い(ねぎらい)」の言葉として使わなければなりません。

〈5.「お疲れ様です。」「お疲れ様でした。」を使う場面/(主に1日の仕事を終えたことに対する)ねぎらいの言葉であるから、帰宅する際の「お先に失礼します。」に対して、送り出す側の挨拶として使うのが典型例である(「挨拶」4参照)。※以下の場面で使うことは原則として禁止する。5.1 朝や日中等にオフィス内外で相対した時/(この時の応対は「1 挨拶のことば」及び「挨拶 5 誰かに会った時」参照)/5.2 お客様に偶然お会いした時(この時の応対は「客様対応 9」参照)/5.3 外出先から帰社した時/(この時の応対は「挨拶 帰社した時 3」参照)/5.4 メールやメッセージの冒頭〉

その場面に相応しい言葉は他にいくらでもありますから、相応しくない「お疲れさま」を、〈その場面では〉使ってはいけないということです。〈5.1〉~〈5.3〉はそれぞれの該当項目をご参照下さい。

〈5.4〉メールやメッセージの冒頭。これも挨拶あるいはクッション言葉ですから、他の対面の挨拶と何ら変わりません。「こんにちは」の場面で「お疲れさま」と書くのはやはり変です。

「こんにちは」では書き言葉としては馴れ馴れしすぎると思うときには「お世話になっております」でも良いでしょう。

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