誰に挨拶を?
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
〈2.6(担当者や案内者以外の者が)偶々お客様をお見かけしたりすれ違ったりした場合:
笑顔で元気よく、「おはようございます。」「こんにちは。」「こんばんは。」と、ご挨拶すること。〉
挨拶の対象者についてはフクダリーガルの教科書ではほとんど言及していません。しかし、唯一この項ではその対象を「お客様」としています。「お客様」すなわち「弊社をたずねてこられた方」には必ず挨拶しなければならないというルールです。
しかし、たまたま見かけた方が、弊社をたずねてこられた方かどうかは大半の社員にはわかりません。私達のオフィスだけがあるフロアにいらっしゃる方はその可能性は高いですが、違うかも知れません。
しかし、このルールは、「お客様」かどうかを判別することを求めているわけではありません。たずねて来られた方であってもそうでなくても、つまり「知らない方」にも必ず挨拶をしなければならない、というルールなのです。
「お客様」だけではなく、最近はコロナ禍対策で宴会やシャッフルランチなどの機会もなく、仕事で接点をもたない社員同士が「知らない方」になりつつあります。
そうするとこのルールは、「知らない方」である他の社員に対しても挨拶をしなければならない、という意味も最近は含んでいる、ということになります。
社員同士が「知らない方」になるということは、それ自体が問題だとも言えるのですが、それとは別に、そもそも挨拶というものは「知っている方にだけすれば良い」というものではない、ということを理解し、知らない方に挨拶をする習慣を身につける必要がある、ということなのです。
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