仕事は楽しく?
(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
今日からは、また「フクダリーガルの教科書」にもどります。
前回は「基本理念」の見直しをしました。今回は「行動基準」を見ていきます。
まず、「接遇のルールとマナー」/「人と接する時のあり方/~世界一楽しい会社の接遇マニュアル総論その1~」。
冒頭に「『同じ仕事をするのなら楽しい方が良い』。」とあり、続いて「1.2 「人と接する時のあり方」の要諦」に「『自分自身が楽しく生きる』ことが必要なのである。」とあります。
どうでしょう。
実はこの「仕事をするのなら楽しい方が・・」を何年か前の朝礼(まだ対面でできていたころです)でお話したところ、反対意見が寄せられました。「仕事なんて楽しいものではない。楽しいなんて仕事ではない」というものです。
たまたまその意見を言って下さった方とはその後すぐに面談する機会がありましたから(まだ全社員と面談ができていた頃です)、このことについて話を聞いてみました。
その方が仰るには「自分は仕事以外に楽しみがある。その楽しみがあるから仕事をしているのであって、仕事そのものを楽しいと感じたことなどない」のだそうです。
その話を聞いた時には、なんてことを言うんだ、と思ったのですが、よくよく考えてみると、楽しいかどうかは人の内面の形容であり、その有りようは人それぞれです。
そもそも「楽しく」を会社がルールとして定める、あるいは推奨するということは、人の内面を制御しようとすることで、やってはいけない、いやそもそも不可能なことなのではないでしょうか?
しかし、教科書のこのルールが(確かに人の内面に踏み込んではいますが)人の内面を制御することを目的とするものではないことは、このルールを読んで頂ければすぐにわかります。
| 固定リンク | 0
コメント