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2022年6月 4日 (土)

新たな事業領域の探索

(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

昨日まで、司法書士としての4つの「在り方」についてお話して来ました。4つ目は「事業家として」でしたが、事業家としての司法書士が行うべきことの一つに、新しい事業領域の探索というものがあります。
なくなり行く登記手続き代行事業に代わる新しい事業は何かを探索して行くことが求められるのです。

ところで先日、コンサルティングのノウハウはこれまで行なってきた業務の中に隠れているというお話をしました(※1)。
もちろん、コンサルティング(予防法務)が登記手続きに代わる新しい事業(収益源)になれば良いのですが、これまで単独で報酬を得てこなかった(登記手続き報酬の中に埋没してきた)コンサルティングを収益の柱に育てるのには一工夫いるでしょう。

しかし、新しい事業はコンサルティングだけとは限りません。私たちはそれを探索して行く必要がありますが、これもやはりこれまで行なってきた業務の中に隠れているのです。そして、実はこの探索は既に始まっています。

それは、これも先日お話した、「業務工程の見直し」です(※2)。その時、これらは第一義的には社内の業務の効率化、生産性の向上、業務ミスの極小化を目的とするものだが、さらに日本全体の生産性を上げることに繋がるものでもある、ということもお話ししました。
つまりこれが、新しい事業領域につながっていくのではないか、ということです。

 

※1 http://hap.air-nifty.com/phytoncid/2022/05/post-3ece61.html
※2 http://hap.air-nifty.com/phytoncid/2022/05/post-34f007.html

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