クッション言葉はただ使ってもだめ
(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
クッション言葉は冒頭に持って来る必要があります。
ときどきクッション言葉を後に持ってくる人がいますが、それでは意味がありません。
例えば「お世話になっております、フクダリーガルの〇〇です」なら良いのですが、「フクダリーガルの◯◯です、お世話になっております」ではクッション言葉としての機能は果たせません。
また、冒頭に持って来ればどんな言葉でも良いというわけではもちろんありません。
昔々、電話をかける際の第一声を「はい、◯◯(社名)です」としていた方がいて(再編前の大手損保の方でした)、「その上から目線はなんだ!」と驚いたことがあります。冒頭に「はい」などというのは緊張感を和らげるどころか、逆に緊張感を高めてしまいます。これならなにも言わずにいきなり社名を名乗ったほうがまだましだと思います(「上から目線」ばなしは破綻した某長信銀の電話交換台の方の話など他にもあり、私達自身の態度を振り返る上でも重要なのですが、それはまた別の機会に)。
言葉の選択だけでなく声の調子も重要です。クッション言葉を使っても、それが暗い、低い声音であったとしたら、それこそ不快感を助長するだけです。ここでも「NHK」(ニコニコ、ハキハキ、キビキビ)という基本的な態度が大事です。
冒頭に「はい」と言っていた方はもちろん事務的な暗い声で言っていたわけで、「ハーイ!」と(英語調で?)明るく高い声で言っていたのなら、十分クッション言葉としての機能を果たしたかも?
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