挨拶ことばの使い方
(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
〈接遇ルール1《挨拶》/【挨拶通則】〉の続きです。
〈4.帰宅する時/「お先に失礼します」//「お疲れ様でした」・・・送り出す方も必ず挨拶をする。/☆笑顔で、元気よく!! /☆「お疲れ様」を使うのは、原則としてこの場面(ねぎらい)だけである。〉
「お疲れ様」のルールに関しては社内で一部誤解があるようです。
フクダリーガルの教科書では「お疲れ様」自体を禁じているわけではなく、本来の意味で使うことを求めているだけです。
「お疲れ様」は本来「ねぎらい」のための言葉です。誰かをねぎらう(労う/国語辞典では「苦労に感謝してやさしくいたわる」とされています)場面で使うものであり、挨拶(おはようこんにちはこんばんは等)の言葉として使うものではありません(下記「5.」に記載)。
〈5.誰か(※)に会った時/・朝(11:00まで)・・「おはようございます!」/・日中・・「こんにちは!」/・夜(18:00以降)・・「こんばんは!」/※「誰か」とは、お客様や社内の人間(同僚・上司・部下)はもちろん、社外の「知らない方」「赤の他人」も含まれる。/☆笑顔で、元気よく!!/☆「お疲れ様」は、こういう場面で使う言葉ではない(ねぎらいのことば)〉
これは昨日、「エレベーターホール等ですれ違った場合などは、誰にでも(社内、社外を問わず)挨拶が必要」と書いたのと同じことです。
〈6.チャットツールによるメッセージの場合/原則として挨拶の言葉は不要である。/伝言をして貰った時等のお礼も原則として不要である。/※チャットツールを用いる目的は情報伝達の迅速性にあるからである。〉
フクダリーガルの教科書では挨拶を重視していますが、チャットの場合は逆に禁じています。
また、チャットツールは迅速性という意味では役に立つ道具ですが、口頭でのやりとりをすべき場合もあります。
この点は実は重要ですが、まだ「ルール化」するまでには至っていません。
「ルール化」はどういうときに必要になるのでしょうか?
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