「ビジョン」は何か
(今日からしばらくは「ウチの事務所」について書いて行きたいと思う)
昨日から社員一人ひとりに個別に私の「ビジョン」を話して共有するという取り組みを始めた。昨日、今日は幹部社員(グループリーダー)4名が対象。
実はこれに先立って昨年末から事務所理念の見直しに着手していた。そのきっかけの一つは評価制度の改善である。毎年少しずつ評価制度の改善を行っているのだが、結局仕事で何を評価するかの基準は企業が何に価値を置いているのか、あるいは何を目指しているのか、即ち企業理念に遡ることにならざるを得ないからである。
もちろん弊司法書士法人にも「企業理念」はある。ホームページにも(控えめに)掲載している。これだ。
硬い。。。(汗)
だが、基本的にどんな事を大事にしているのかは分かって頂けると思う。
一方で弊事務所の中期目標として2020年までに達成する数値目標(売上高、人員数)を設定している。社員(従業員)はこれを前提にそれまでの3年間の目標を立てている(勿論売り上げや規模を拡大するだけが目標ではないが)。
つまり私達の使命を達成するためには売上を拡大し人員を増やす必要があるということなのだ。言い換えれば売上や規模を拡大する事によって「人々を笑顔にし・・・」という使命を達成する事ができるという理屈である。もちろんそれはその通りなのだが、では売上や規模を拡大するという事と世の中の人々が笑顔になるという事の間にどの様な関係があるのか。いささか分かりにくい。頑張っている現場の人間にもピンと来ていないと思う。
それを分り易く説明するためには数値目標と理念を結び付ける、ある程度具体的な目標即ち「ビジョン」が必要になって来るのである。
そこで改めて私は、「なんのために規模を拡大するのか」という事を考えてみた。その結果導き出された結論が、「業界を革新する」という事だったのである(「革新」というキーワードは基本理念の中にもある)。
つづく。
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