「業界を革新する」とは
私のビジョンは「業界を革新する事だ」というところまで前回は書いた。
「革新」というキーワードはフクダリーガルの基本理念(「私達の価値観」)にも書いてある言葉だ。では業界の何を革新するのか。
勿論、これまで私が三十年近い司法書士生活の中で「こう改めた方が良い」と感じた事柄は沢山あるし自分なりに改めて来た事もある。
しかし、司法書士の仕事に限らずどんな職業や制度でも時間の経過や世の中の変化によって、それまでのやり方が本来の存在意義や制度趣旨とかけ離れて来るという事は必ず起こる。そしてそこで仕事をしている「プロフェッショナル」達(士業に限らずそこで仕事をしている全ての人達)はそれに気づき、それに応じて自分達の仕事の仕方や、場合によっては制度そのものも変えていかなければならない。だが、現実にはそれが出来ない事も多い。それはなぜか。
思うに人には変化を嫌うという特性があるのではないだろうか。それまで延々と続けて来て当たり前になって来た事と違う事を行う事に大きな抵抗感を感じるのである。物理の法則である「慣性の法則」の様に。
だからこそ、本当に職業や制度の存在目的を実現し続けて行くためにはその抵抗に抗って、それまでの方法や制度を変化に応じて修正する事が必要となるのだ。
それが私の考えている「革新」である。何も、それまで見た事も聞いたこともない様な新しいものを生み出す事だけが「革新」ではないのだ。
「革新」がビジョンであるというのは私自身の性格に起因するものでもあるのかもしれない。 つづく
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