求む即戦力!
二日連続でブログを更新しようとしている自分に驚いているヤキソバオヤジです(笑)
今日は人材(人財)の話。
久しぶりの更新で、アクセス解析も久しぶりに見てみた。
どんなキーワードで検索されるているかのリストの中に「司法書士 中途採用」というのがあったのでおお!と思い(弊事務所も現在採用活動を活発化している)、この言葉からヒットしたページを見てみた。
「司法書士経営研究会と司法書士課OB会そして神楽坂」(長い!)。2006年10月の記事だった。
4年以上前のものだが、今と変わらない悩みが綴られている。少し引用してみよう。
(人材に関する司法書士事務所共通の課題として)「経験ある資格者の公募が難しい事(主に紹介に頼っている)、資格者の定着をどうするか(資格者は独立を目指すのが基本)の二点が上げられました。
これに対する対策としては、経験者を中途採用する事よりも、育てる事を考えるべきである。これによって事務所の理念に対する理解も深まり、定着率も高まっていくであろうと言うものでした。
さらに言うなら、資格者も二種類に分けられるのではないか。事務所の理念に共鳴し、供に事務所を発展させて行こうという、事務所の基幹になる者と、それ以外の者。
オヤジとしてはその様な分化は避けたいのですが、これは現実的には致し方ない所なのか?」
私自身の考え方は今よりもさらに未熟でお恥ずかしい限りだが、当時の課題が今も解決されていない事も否めない。
現在長期経営計画の策定中だが、成長戦略の中では「育てる」部分と「中途採用による即戦力人材の獲得」の双方が必要である。
また短期的な問題としても独立や退職で欠員が生じ、その後任として同等の力(経験)のある司法書士を採用する事の必要性は現在依然として高い。
4年前のブログでも書いている様に、「事務所の理念に共鳴し、共に事務所を発展させて行こうという、事務所の基幹になる」方に来て頂くのが理想ではある。
しかし、既に他の事務所で経験を積み、それぞれの職業観・人生観を身に付けている人にそれを求めるのは難しいだろうしその必要もないのではないか。
100%同じ価値観を持った人達だけを求めるというのはそもそも不可能だし、理念を共有するというのは4年前のブログでも書いている様に「育てる」という文脈の中で語られるべきことなのではないか。
これに関してはまだまだ語りたい(というか最近また一つ学んだ)ところでもあるが、今日はこのくらいにしておこう。
何はともあれ現在「即戦力」の人材も必要なのは事実なのである。
「新・中間省略登記が図解で分かる本」は昨年四月刊行以来アマゾン上位を維持しています。皆さま有難うございます。お蔭さまで二度増刷になりました。
新・中間省略登記 のフクダリーガルコントラクツ&サービシス 代表司法書士福田龍介
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント