サムライにとって大事なこと
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さて、昨日の青山の会は借地借家法の第一人者(定期借家の立法も)である弁護士の吉田修平先生のご講演でした。
テーマは「高齢者専用賃貸住宅制度」。終身借家権を中心にいつもながらメリハリの効いたわかり易いご講演でした。
吉田先生は稲門の先輩であるだけでなく、ビジネス会計人クラブ、中間省略登記研究会などでも大変お世話になっております。
私も吉田先生を見習って明日のセミナー(TFP不動産コンサルティング様主催「エントランスセミナー」)を、わかり易く説得力のあるものにしたいと思っております(吉田先生のお話を聞いていると、終身借家権程良い制度はない、どんどん利用すべきだ、という気がしてきます)。
ところで、終了後の懇親会で、参加されていた司法書士のA先生がこんな事を仰っていました。
「司法書士で「登記アタマ」になっている人は、「借地権、借家権」と聞いただけで「登記と関係ないじゃん」と、関心を失ってしまう」
成る程確かに残念ながらそういう思考習慣の司法書士がいないとはいえないかもしれません。
中には「それは司法書士の仕事じゃないから」と、登記以外の事に関わりたがらない司法書士がいるとも聞きます。
確かに、サムライ業にはそれぞれの得意とする専門分野があり、それについて資格が与えられています。
しかし、「サービス業」である以上、顧客の利益を考えれば、全てを「専門分野じゃない」という一言で片付けるべきではないのではないでしょうか。
不動産と賃貸借関係は切っても切れないものです。不動産を扱う司法書士は、たとえ登記をする場面でなくても(現に借地権、借家権を登記することはこれまで少なかった)これに関する基本的な知識と、問題解決の知恵は持ち合わせるべきでしょう。
そして、重要なのは自分が解決出来なくても良いということです。
大事なのは、その問題を解決するためには誰に相談すればよいのかを知っている事です。
自分が解決すべき問題なのかどうかを見極め、自分が解決すべきものでない場合、その問題解決のためにもっともふさわしい専門家は誰か(そして多くの専門家の中で誰に頼むのが良いか)を知っていることこそサムライ(士業)にとって重要な事なのです。
※写真は一昨日の「三の酉」から(新宿花園神社)。真ん中は「ホストさん達の 熊手お買い上げ、しゃんしゃん」、下は「やきそばおやじ」
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