「グルメ・レポート」信頼できるか。
ある週刊誌で、先日ご紹介したフランス料理屋「ラ・マティエール」が紹介されていました。
こういった「グルメ評論」をどう読むか。
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ワタシはおいしい物屋さんは自分で探すのが一番だと思います。ふらりと入った店がヒットだととても嬉しい。
しかし時間は限られていますし、食べ物屋の数は無数にある。どうせ入るなら後悔しない店に入りたい。そのためには何らかの手がかりとなる情報が欲しい。
その情報はどうやって入手し選別するか。
友人知人に聞いたり、ネットや本・雑誌の評論など情報源は様々ですがもちろんそれをすべて鵜呑みにするわけにはいきません。
結局どんな情報も同じですが、その情報の信頼度は発信者の信頼度に依存するところが大きい。
「味」の情報の場合、発信者の信頼性の基準はもちろんその「舌」が第一。味覚のセンスは先天的な要素が大きいと思います。もちろん訓練(幼少時からの)で鍛えることも重要だとは思いますが(三國清三さんは子供のころ祖父と海岸に貝や海草を採りに言った事が自分の味覚を育てたと仰っていました-テレビ情報)。
どんな有名人や財産家でも味覚センスの低い人の評価は信頼できません。
信頼性の第二は「姿勢」。その評者がどんなスタンスで評価を行っているか。評価をする動機は様々です。
必ずしも公平な姿勢で評価・評論を行っているとは限りません。
ではこの「舌」と「姿勢」の要素をどうやって見定めるか。
それは試してみるのが一番です。
その店に行ってみて、情報通りであればその評論は信頼できるということです。
一度試して信頼できる評者の情報であればある程度信頼して良いでしょう。
ところで冒頭の週刊誌ですが、週刊新潮の「切り捨て御免!食味探検隊」」という記事で、評点85点というのが良いのか悪いのかわかりませんが、最後に「大穴」と言ってますから悪くはないのでしょう。
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