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2006年9月14日 (木)

「営業的思考」とがむしゃらさ

更新をサボっていた事でご心配をお掛けしまして申し訳ございません。

キュリアス様をはじめ励ましのメール、電話有り難うございました。

体調が悪いわけでも精神的に落ち込んでいるわけでもないのですが、意地で毎日更新していたのを怠けるようになると、その事自体が心身に良くない影響を与えてくるような(?)気がしてきます。

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やはり内容云々以前に「継続」する事自体がパワーを生み出すのかもしれません。

先日ある異業種交流会で、知らない方達と名刺交換をしておりまして、4年前の開業当初はがむしゃらに「営業」していたなぁということを改めて感じました。

当時は二人しかおらず実績もありませんから、それこそ必死で沢山の方にアポイントを取ったり、会いに行ったり、電話をかけたり、メールをしたり、手紙を出したり、一生懸命でした。

とにかく頑張りますから、新規に開業しましたから、くらいしか言う事はありませんでした。

それに比べて今はスタッフも20名を超え、優秀な人材が揃い、メニューも豊富になり、「営業トーク」も全く変わりました。

不動産証券化に関しては、実体的な業務に人を派遣できるほどになりましたし、起業法務部にも人材を派遣しています。会社登記に関してもIPOや資金調達、事業再編などの手続にも高度なパフォーマンスを発揮しています。

スタッフの対応、顧客サイドに立ったサービスにも大変定評があります(まだまだ不足はありますが)。

反面、当初の様ながむしゃらさは少なくなったような気がします。

私自身他にやるべき事が増えたというか質が変わって来たということは勿論あるわけですが(トップとしては一営業マンと同じ事だけをやっているわけには行きません)、むしろ問題は、このがむしゃらさが引き継がれていないという事にあるのかも知れません。

もちろん、ウチの事務所のスタッフは大変モチベーションも高く、よく仕事をします。

事務所を訪れる方は皆、「活気のある事務所ですねー」と感心してお帰りになります(どうも司法書士事務所に対する固定観念が強すぎるみたいですが)。

でも、がむしゃらさはない。

しょうがないのかもしれませんが。誰も当時の私と同じ立場の者はいませんから。

経営者の気持ちはサラリーマンには絶対分りませんからね。

でも、それに近づくように、考え方が分るように努力はしてもらいたいとも最近は思うようになりました。

それは簡単にいうと「営業的思考」です。

「営業」の話は最近何度かしましたが、ここに書いた目的の半分は事務所スタッフに分って欲しいというところにありました。

多分これを読んで半数は理解してくれたのではないかと思います、アタマでは。

でも、その中で本当に理解しているのはその半数もいないと思います。

例えば、新しいプロジェクトをやってみるか、とたずねると、「自分のためにもなる」「勉強にもなる」のでやらせてください、という答えが返ってくることが多い。

中には「これは事務所にとって必要な事だから」という答えをしてくれる人もいますが、これは20人中多分一人か二人です。

おっともうでかけなければなりませんので今日はここまで。

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コメント

本当に、心配していました。
毎日遊びにいくたまり場のようなブログ。
更新されないと、とっても淋しいです。

わたしも、書き込みが少なくなったり、内容的に、だらけてきたり、かけないことが多すぎてジレンマになったりして、ブログなんか、やめてやる!!
って、だだこねるときもあるのですが、意外にたくさんの方がいらっしゃって下さっていて、お休みすると、メールもらったりします。

ぜひ、食べ物ブログでもいいので、書いて下さい。
ナイトスポット情報だったら、アクセスもっと増えるのでは・・・。
お目にかかったママたちの営業努力の話なんか、私たちにも、とっても役立つと思いますよ。

投稿: キュリアス | 2006年9月14日 (木) 17時37分

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