格付けは上場よりもモチベーションを高める?
格付けは上場よりもモチベーションを高める?
今日は格付け会社スタンダード&プアーズ (S&P)
のマネージャー、小沼次郎さんのお話を聞いてきました
銀座「あすか倶楽部」でのご講演です。
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まず、格付とは何か、というところから。
格付とは、信用力に対する評価
信用力とは
つまり、どんなに銀行の信頼度が高くても、どんどん借入れをして、どんどん投資をしている「伸び盛り」の会社は債務履行能力が「極めて高い」とは言えず、AAAはつかないのだそうです。
例えば70年代のソニー。AAだったそうです。
もっとも現在S&Pが格付けをしている日本企業351社のうち、AAAの格付けはトヨタ1社だけだそうですが。
そして今日の本題は SME格付け。
SMEとはSmall and Medium sized Enterprise、
つまり中小企業向け格付け。
詳しくは同社のサイトをご覧頂ければよいと思いますが、
興味深かったのは、これを
上場に代わる経営目標として活用
しているという声。
例えばトップが、
「a」(シングルa)から「aa」(ダブルa)を目指そう!
と、SME格付けの勉強会を開いたところ、
従業員が主体的に、そのためにはなにが必要かを考え、
魅力的な商品開発や顧客サービスの向上が必要である、という提言をするようになった、という事例。
先日御紹介した酒巻久さんの、自主性の涵養に相通じるものがあります。
めざすなら「No1」より「aaa」?
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