今日はなぜか気合の入り具合が今一。
運勢(統計学的占いのO先生に以前観て頂いた)チェックしたところ、吉でも凶でもない。
こういうとき(こういうときでなくても?)は無理しないのが身上(?)
で、今日は難解でない話題、ということで、ビジネスマナーについて。
電話応対のお話をします。
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ウチの事務所ではかなり細かいルールを定めています。
サービス業としては当たり前の事ばかりですが、
それでもフクダリーガルは電話応対が良い。
という評価を頂いております。
ウチの電話ルールは、基本的にヤキソバオヤジが
他所で「良くない」「感じ悪い」と思った応対の逆
を定めただけです。
例えば、普通最初に「○○さんいらっしゃいますか」と尋ねますが、
それに対して「外出中ですが」で終わってしまう応対。
これは「いないのに電話をしてもらって迷惑だ、
いないんだから早く電話を切れ」と言われているのと同じです。
問題外ですが、こういう対応って意外と多いのです。
ウチでは「申し訳ございません、生憎○○は外出中でございまして、××時に帰社予定でございますが、他の者で対応可能な事でしたら承らさせて頂きます。あるいは連絡をとりまして○○から折り返しお電話させて頂きます」と答える決まりになっています。
反対に、他所で「感じ良い」「感謝の気持ちが伝わってくる」と思えたもの(少ないですが)もルールには加えています。
例えば、電話を終わるときに「有難うございます」「お電話有難うございました」という一言を付け加える事(まだまだ徹底していませんが)。
「失礼いたします」でも問題は無いのでしょうが、「有難うございます」の方が断然良いと思いませんか?(「××が承りました」とお伝えするのは当然)
「有難うございます」で思い出しましたが、書店やちょっとした小売店で、何も買わずに出て行く人には無言の店って、結構多いですよね。
もちろん何も買わなくても「有難うございます」と言ってくれるところも(少ないですが)ありますが。
これも、買わない客はお客様ではない、と言っているのと同じです。
来店して頂いて有難い、商品を検討していただいて有難い、という気持ちがあれば、何も買わないお客様に対してでも「有難うございました」という言葉が自然に出てくるはずです。
電話も同じで、電話をかけて頂いて有難い、電話を受けていただいて有難い、もっと言えばお客様とお話が出来て有難い、つまりお客様に対する感謝の気持ちがあれば、自然に有難うございますという言葉が出てくるはずです。
もっともこれはお客様に対してだけの事ではなく、同僚・上司・部下に対してでも同じですが(ですからホントは「お疲れ様」と言う見下した表現は問題)。
ウチの電話ルールでは、電話を取ったらまず「お電話有難うございます(朝11時までは「お早うございます」)フクダリーガル○○(自分の名前)でございます」とお答えする決まりになっています。
でもこれはコンビニ等の「いらっしゃいませこんにちはー」っていうのとおなじで(これについては以前の記事でも書きましたが)、決められているから言っているに過ぎません。
ですから「・・・有難うございます」という感謝の気持ちも、「・・でございます」という丁寧な(お客様を尊重した、あるいはへりくだった)言い方も、そう決められていないと出来ない者もいます。
もちろん形から入るという事も大事(形に心が伴ってくる)ですから、この「ルール」も決めて、徹底するようにしており、それによってお客様からもそれなりに高い評価を頂いております。
そして、この「形」に心が伴って(魂が入って)来て、心から「有難うございます」「・・でございます」という言葉が出てくるようになれば本物です。
形に心が伴うというのは、決められているからやるのではなく、なぜそう決められているかを理解するということです(つまり「法的思考」ですな)。
それがわかっていなければ、決められている事以外の事には対応できなくなってしまうのです(「指示待ち人間」)。
ところで、事務所の「電話ルール」を見直してみました。丁度2年前に作ったものです。
その後追加・変更も何回かありましたが、今見直してみると、あまり良くない表現もありました。
例えば「何々させて頂いて(何々して頂いて)よろしいでしょうか」。
相手に判断させるというのは出来るだけ避けたほうが良いのです。
丁寧なようで実は失礼です。
例えば「お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
これは「お名前をお伺い致します」、でよいと思います。
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