法的思考とES(従業員満足)
いつも手前味噌で恐縮ですが、またウチの事務所のあるスタッフの「日報」から(原文のまま引用します)。
「今日は、決済にも同席した、案件の返却をしました。決済にも同席すると全体の流れも分かり、返却もスムーズに行えました。全体像を把握できるようになると、仕事も充実感を感じ、効率的に進むように感じました。」
全体の流れを把握するというのも大事な「法的思考」のひとつです。
自分のやっている仕事が業務全体の中でどのような位置づけにあるのかを理解したうえで仕事をするというのは、単に自分の担当工程の仕事の指示を受けてする仕事に比べて、より的確・迅速な処理が出来ると思いますし、指示にないイレギュラーな事にも自らの判断で対応することが可能です。
所謂「指示待ち人間」とは正反対の心構えです。
こういう心構えで仕事をすることにより、仕事への充実感も増すわけですね。これも以前に書いた「ES」(従業員満足)の実現の一つだと思います。
尚、ここで「決済」と言っていますのは不動産の売買(マンションや建売住宅の分譲、中古住宅やビルの売買や信託等)における代金支払い・引渡しや融資の実行の事です。「返却」というのは、この決済により必要になる「登記」が完了し、登記済証他の書類をお客様(不動産の買主や融資をした金融機関)にお返しする準備のことです。
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