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2006年7月25日 (火)

「日報」(事務所の決まりごと)と法的思考

日報といえば、最近こんなことがありました。

ウチの事務所では全員に「日報」を提出してもらっています。

これを時々忘れる者がいます。提出自体を忘れる場合と、記載事項を書き忘れる場合とです。

忘れるのにはそれなりの理由があるのですが、少しずつ増えてきているので、ある日突然、不提出者にはペナルティを課す(1回1000円)と宣言しました。

すると即座に何人かのスタッフから、反対論が(これも日報で)出されました。

そこで他のメンバーにも意見を募ったところ、反対するものが大半でしたが、中にはそもそも日報が必要なのかどうかという問題提起をしてくる者も何人かおりました。

手前味噌ですが、これが法的思考の実践です。

常々事務所メンバーにも言っている、与えられた決まりごとに対して、それは何のためにあるのかを考える(広義の法的思考)という事を実践したのです。

欲を言えば、こんなきっかけがなくても、こういう問題提起をして欲しかったところではありますが。

この問題的に基づき、日報については、全員で方法の見直しをすることになりました。

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