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2006年7月31日 (月)

一日17時間働き続けた母の愛

葉玉先生のブログ、泣けました。

事務所のO君有難う、教えてくれて

(貴方に葉玉ブログ教えたのは私ですが、という私は蛭町に教えていただいたのですが)。

この日は会社法の話ではなく(会社法改正の担当検事です)、

母の愛が胸を熱くする「3つの誕生日」のエピソード。

でもヤキソバオヤジが一番心に残ったのは、亡きお母様が一日17時間働き続けて自分を育ててくれて、それを心配していたのだけれど自分が一日17時間働くようになり(!)、

「楽しさと使命感がなければ,17時間も働けない」

ということが分かり、

「母も、きっと仕事の中で、充実した人生を送っていたのだろう」

と思えるようになって少しだけ気が楽になった、というくだりです。

ヤキソバオヤジは一日24時間働いています。

「飲み」も仕事のうちだし、夢の中でも仕事の事考えてるから、なんてね。

でもオヤジの場合は楽しさと使命感、というより、

「野心と義務感」・・?

まだまだですね。

でもオヤジも両親(お陰様でまだピンピンしてます)には感謝してます。

それにしても、葉玉先生の文章力、凄い。

思わず引き込まれます。法律家にしておくのは惜しい!?

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法的思考シリーズ

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2006年7月29日 (土)

阿波踊りとES、CS 

060727_004  昨夜は神楽坂祭り。メインは阿波踊りです。

人ごみが苦手なのと、食わず嫌い(どうせ皆ワンパターンの踊りだろうと)この手のものは見たことがなかったのですが、個性にあふれる踊り(踊り手)も多くなかなか楽しめました。来年は是非本場徳島で観たいと思います。

ところで、この阿波踊りで、「ESとCS」の典型のようなものに出会いました。

踊り手は皆さんアマチュア(多分)ですから、踊りに高度な技術や芸術的な美しさを求める事は出来ません。しかし、技術性や芸術性は低くても見物人が見ていて楽しいと感じるのは、

踊り手が心から楽しんで踊っている場合です。

ところが、楽しんでいないどころか嫌々としか見えないグループ(「○○連」という様ですが)がありました。

地元の有名企業A社のグループで、人数は多いのですが、中にはどう見ても「いやいや」「会社の命令で仕方なく」としか見えない人が少なからずいるのです。これは見物人としてもあまり愉快ではありませんでしたね(見料を払っているわけではないので文句も言えませんが)。

従業員(踊り手)が満足していなければ、顧客(見物人)が満足することはない

という事を目の当たりにした一夜でした。

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2006年7月28日 (金)

CSとESと法的思考

先週末、京都で開催された

船井総合研究所の「総合フォーラム

で講師を勤めさせていただきました(以前このブログでも紹介)。 テーマは「ES」、つまり「従業員満足」です。

司法書士もサービス業である以上、060721_002

「CS」(顧客満足)が最大のテーマ

になるわけですが、

「ES」のない職場で「CS」を実現することは出来ません。

嫌々仕事をしている人が、お客様に最大の満足を感じていただくようなサービスを提供することは出来ないのです。

フォーラムではウチの事務所が「ES」実現のため行っている様々なプロジェクトを御紹介させて頂きました。

例えば、全員で書くブログ「ウィキ」060721_008

外部コンサルタントにお願いして行っているコーチングセミナー

ワーキングシステムの改革(ピラミッド型からプロジェクトチーム型へ

ナレッジマネジメントシステム(文書管理ソフト、グループウエアの活用等)等々・・・。

もちろん、まだまだ発展途上で(3年で10倍に急成長)改善の余地は沢山ありますが、今後は特に(記事でも少し触れましたが)

「法的思考力の涵養」と、それによる

「創造性の発揮」

がES実現のためにも重要な要素になってくると考えています。

写真は京都駅。

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2006年7月27日 (木)

法的思考を実現する「形」

今日は日本テレコム様のオフィスの写真です。

以前にさわりだけ御紹介した(ヤキソバオヤジがカルチャーショックにも近い衝撃を受けた)オフィスです。

1000坪のフロアが完全フリーアドレス、ペーパーレスになっている」

と言ってもなかなか想像できないと思いますが写真を見ればかなり実感がわくので_060726_1 はないでしょうか。尤も、現場に行って実際の業務中の様子を見ていただくのが一番だとは思いますが。

もちろんフリーアドレスやペーパーレス化自体が目的ではなく、

業務の効率化活性化創造性の刺激、そして最終的には

ES(従業員満足)と売上・収益の増大

_060726_2 という目的がある訳ですが、目的実現の方法として

「形を変える」

ことは大変有効な手段であると思います。

つまり、現状の非効率なワークシステム(当事者は全く自覚がないのが通常)を効率的かつ創造的なものに変えようと考え、分析し、改善方法を見つけ出すのは、

まさしく

「法的思考」

ですが、それを他人に理解させ、さらに実行させるのは容易なことではなく、「抵抗」を受けるのが通常だと思います。

そんな場合には、荒療治ですがこういったオフィスそのものを変えてしまうという方法が、案外効果的ではないか、と思います。

もちろん業種・職種によって、このスタイルをそのまま導入できるわけではありませんが、同社が導入1年半で相当な効果を上げており、75%の社員が肯定的な評価をしているという事です。_060726_3

※柴田さん申し訳ございません。せっかく送って頂いた写真ですが、ヤキソバオヤジがダウンロードせずに放置しておいたため、ストレージサービスのアクセスキーが期限切れになってしまったので、御社HPの写真を拝借しました。

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2006年7月26日 (水)

法的思考とES(従業員満足)

いつも手前味噌で恐縮ですが、またウチの事務所のあるスタッフの「日報」から(原文のまま引用します)。

「今日は、決済にも同席した、案件の返却をしました。決済にも同席すると全体の流れも分かり、返却もスムーズに行えました。全体像を把握できるようになると、仕事も充実感を感じ、効率的に進むように感じました。」

全体の流れを把握するというのも大事な「法的思考」のひとつです。

自分のやっている仕事が業務全体の中でどのような位置づけにあるのかを理解したうえで仕事をするというのは、単に自分の担当工程の仕事の指示を受けてする仕事に比べて、より的確・迅速な処理が出来ると思いますし、指示にないイレギュラーな事にも自らの判断で対応することが可能です。

所謂「指示待ち人間」とは正反対の心構えです。

こういう心構えで仕事をすることにより、仕事への充実感も増すわけですね。これも以前に書いた「ES」(従業員満足)の実現の一つだと思います。

尚、ここで「決済」と言っていますのは不動産の売買(マンションや建売住宅の分譲、中古住宅やビルの売買や信託等)における代金支払い・引渡しや融資の実行の事です。「返却」というのは、この決済により必要になる「登記」が完了し、登記済証他の書類をお客様(不動産の買主や融資をした金融機関)にお返しする準備のことです。

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2006年7月25日 (火)

「日報」(事務所の決まりごと)と法的思考

日報といえば、最近こんなことがありました。

ウチの事務所では全員に「日報」を提出してもらっています。

これを時々忘れる者がいます。提出自体を忘れる場合と、記載事項を書き忘れる場合とです。

忘れるのにはそれなりの理由があるのですが、少しずつ増えてきているので、ある日突然、不提出者にはペナルティを課す(1回1000円)と宣言しました。

すると即座に何人かのスタッフから、反対論が(これも日報で)出されました。

そこで他のメンバーにも意見を募ったところ、反対するものが大半でしたが、中にはそもそも日報が必要なのかどうかという問題提起をしてくる者も何人かおりました。

手前味噌ですが、これが法的思考の実践です。

常々事務所メンバーにも言っている、与えられた決まりごとに対して、それは何のためにあるのかを考える(広義の法的思考)という事を実践したのです。

欲を言えば、こんなきっかけがなくても、こういう問題提起をして欲しかったところではありますが。

この問題的に基づき、日報については、全員で方法の見直しをすることになりました。

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会社登記と法的思考

今日はウチの事務所の「日報」から御紹介します。

ウチで会社登記(会社が組織を変更したり、資金調達のために株式を発行したりする際に必要なディスクロージャーの一つとしての登記)をさせて頂いている会社様や顧問の税理士会計士の先生方から、その仕事を評価されて他の会社様を御紹介頂くということはよくあるのですが、そのようにして新しく仕事をさせて頂くことになった会社様のご担当者の言葉として、こんなことが日報に紹介されていました。

曰く、「ただ単に登記するだけでなく、招集通知から議事録等までいろいろ見ていただける事務所だと聞いております。といわれて嬉しく思いました」これは本当に嬉しい。

まさしく、ウチの事務所の特徴である、決まったことを登記に反映するという単なる手続代行業ではなく、決める過程についてもレビューをし、法的思考を駆使して(時には戦略的に)アドバイスする、というところを評価していただけた(それに対する対価も支払って頂けた)という事ですから。

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2006年7月21日 (金)

瞬間湯沸し器事故と法的思考

瞬間湯沸器の一連の事故は、安全装置が劣化して誤作動し点火しなくなるため、利用者からの要望で、安全装置を作動しないように「改造」したり取り外したりしたことが原因の大半を占めているという報道がありました。

サービス業である以上、お客様にとってメリットのあるサービスを提供しなければならないのは当然です。安全装置の誤作動で湯沸し器が動かなくなったら、それに迅速に対処するのはあたりまえの事です。

しかし、如何に顧客の要望だったとしても「安全」が脅かされる危険性のあるものであれば、そのような対処方法を取ることは厳に慎まなければなりません(たとえ顧客が危険性を容認しているとしても)。

司法書士も似たような判断を迫られることがあります。

典型的なのが、土地や建物など不動産の売買で、売主が高齢などの為、本当に売る意思があるのか、明確に確認が取れない場合です。

この場合、家族全員が賛成していて、当然買主もその物件が気に入っており是非欲しいと思っている、仲介の不動産業者さんも、自分が責任を持つからと言っている、というような条件の下でも、軽々に私達がOKを出すわけにはいかないのです。

誰が責任を持つかなどという問題ではなく、そもそも取引自体が無効とされてしまう危険性があるという事なのですから。

これは、瞬間湯沸し器の改造について、顧客が「改造」について、危険は重々承知だ、事故が起きても責任は持つ、と言ったとしても軽々しくOKをしてはいけないというのと同じことです。責任の問題ではなく、人命が脅かされる危険があるという事なのですから。

法律家というのは、法を操って経済活動や国民の権利保護に奉仕する仕事です。法律は手段に過ぎませんから、達成しようとしている目的を常に認識している必要があります。何を目的としているかを理解するというのは、まさしく「広義の」法的思考の一つの働きです。

サービス業に従事する人達には、常にCSという目的を理解する、という法的思考力が必要なのです。

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2006年7月18日 (火)

やはり「法的思考力」

昨日の話にも繋がりますが、ウチの事務所の企業法務ビジネス、また新たな展開です。

今日から某電機メーカー系のシステム管理会社の法務部に、若手1名が出向しました。

同社は、月600件(!!)もの契約書(主に業務委託契約)をレビューしているそうです。

現在法務関係の人材が著しく不足しているようで、ウチの様な事務所の人材は多少オン・ザ・ジョブでトレーニングを積めば、即戦力になるということでお声をかけていただきました。

現在、同社の他、全く畑の違う企業(不動産=REIT、メガバンク等)に数人を送り出しております。

但し、それぞれの仕事の内容は千差万別で、必要とされる法的素養(知識)も色々です。

尤も、どんな業務でも最も重要なのはヤキソバオヤジ流「広義の」法的思考力です。

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2006年7月17日 (月)

司法書士会のトップは熱く・積極的だった。

週末、出身大学を同じくする司法書士の「同窓会」の総会・懇親会があり、行ってきました。全国からそうそうたる顔ぶれの主に先輩司法書士が集まり、色々とアツいお話をお伺いすることが出来ました。

070715_002 司法書士は一種の業界団体である「司法書士会」(各都道府県毎に1つ)に入会・登録が義務付けられており、入会しないと司法書士としての業を行うことが出来ません。ヤキソバオヤジも東京司法書士会の会員(登録番号2295)です。そして、各司法書士会を束ねる上部団体が「日本司法書士会連合会」です。

今回の会合でも、各司法書士会のトップや、連合会のトップも見えており、情熱あるお話をお聞きすることが出来たのですが、特に予想外(というと失礼かも知れませんが)だったのが、司法書士の業務範囲についての考え方でした。

ヤキソバオヤジの事務所では、司法書士の主要業務である登記業務を基本に置きつつも、それに関連し、相乗効果の期待できる業務(「発展業務」と呼んでいます)にも力を入れてきましたし、今後はもっと広げていくつもりです。

070715_005 例えば(REIT他の不動産証券化関連業務を含む)不動産取引実務代行や、(メガバンクの不良債権処理関連実務を含む)金融事務代行、契約書のレビュー・作成その他の企業法務会社法関連コンサルなどです。

これらに関しては従来から弁護士法72条との関係で、司法書士の業務なのか?という疑問が投げかれられる事もありました。特に地方の同業者から「できない」といわれた事もあり、司法書士会や連合会の考え方も同様なのか、と考えていました。

ところが、実際トップの方々にお会いして話を伺って見ると、この点に関しては積極的に考えている(個人的になのか、会としてなのかは別として)ことを知り、大変勇気付けられました。もちろん多少の温度差はあるのかも知れません(最終的に登記に結びつけるという留保を置かれるかたもいるようです)が、少なくとも定款の電子認証をめぐる議論の中で、それぞれの立場がはっきりしてきたという事も言えるのではないでしょうか。

もちろん、法的素養として司法書士が高いレベルにあるということがその前提となりますから、単に資格というものに安住するという事ではなく、日々研鑽を積んでいかなければなりませんが。

写真上は大学のシンボル。改修工事中。下は、二次会、大学のカフェテラスで地ビールを飲むトップ。

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2006年7月14日 (金)

オレを追い越せ!

Photo_11 アサヒビール泉谷常務語録の続きです(常務のお話で当分ネタは持ちそうです、有難うございます)。

               

昔の人材育成は「オレに追いつけ」というものだったが、これからの人材育成は「オレを超えていけ」というものでなければならない。

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ありましたよCS追求している本屋さん。

0701613_003先日、「本屋さんのCS?」というテーマで書きましたが、ありましたありました、漫画にビニールをかけていない本屋さん。しかも先日の記事の本屋さんから目と鼻の先のところで。

店のご主人に、ビニールかけないのかと聞いたら、「だって中見たいでしょ?」とのお答え。 まさしく顧客志向!!

でも実は立ち読みも多いので、やっぱりかけようかと悩んでいるとの事。オヤジも当然漫画だって普通の本と同じに少し読んでみて買いたいし、シリーズで買ってい0701613_001 るとどこまで読んだか分らなくなるから、中が見られたほうが絶対良いのでこのまま続けてください、とお願いしてきました。

店の名前を出そうかどうか迷いましたが、今回はやめておきます。ウチの近所です。

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2006年7月13日 (木)

キュリアスと披露山庭園住宅

070711_002_1 先日、不動産起業塾の同窓でありクライアントでもある株式会社キュリアス本社をお尋ねしてきました。

某金融機関のご担当者(こちらは10年来のお付き合い)を御紹介するためだったのですが、双方喜んでいただけた、と思います。

それにしてもキュリアスさん、逗子の高台の素晴らしいところにありますね。涼しくて爽やかで、商談の傍らで思わずウトウト・・(失礼しました)。

野際洋子さんのお宅も近くで、帰りには披露山庭園住宅地を案内していただき、これも驚き。一歩足を踏み入れると、ここはどこ?日本なの?という感覚に襲われる、一区画最低300坪という大邸宅群、それがとても開放的でお高くとまっていない感じで・・・。こんなところがあるのを知らないなんてまだまだオヤジも070711_003 見識不足(写真を撮ってなかったのが残念)。

最近なんだか毎日のようにカルチャーショックを受けてるなー・・・。

(下の写真の左に見えるのが「例の」デッキです)

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失敗するための10の秘訣

アサヒビール常務取締役酒類本部長、泉谷直木さん(7月11日、あすか倶楽部での講演)

1 実行しないこと

2 経営不信・上司不信

3 上司への盲従

4 成果なきプロセス

5 プロセスなき成果

6 言葉の独り歩き

7 拙速

8 現状埋没

9 美文

10 問題のすり替え

写真は「虎ノ門のトラ」

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070711_002

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2006年7月11日 (火)

正しいかどうかで決めよ?

儲かるかどうかでなく、正しいかどうかで決めよ」。

清水信次ライフコーポレーション会長兼CEO。

平成18年1月23日日本経営者会議での講演から。

070710_010志を大事にすることは起業家として致命的な欠陥である

渡辺仁「起業バカ」(光文社)。

日経平成18年7月9日朝刊より。

写真は昨夜の「裏神楽坂」(?)。

庭からの風を受けながら、お客様をおもてなし。

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2006年7月10日 (月)

士業総合フォーラム・京都

前の記事でお話した、船井総研フォーラム」(7月21日・京都)については、新しく創刊された「司法書士事務所経営」という小冊子で詳しく紹介されています。

この表紙、ちょっと恥ずかしいですが、「ヤキソバオヤジ」のインパクトの強さで採用された(?)ようです(マダムK様、色々なところで二次使用、三次使用させて頂いております、ありがとうございます)。

カリキュラムも載せておきますので、ご興味のある方は是非お申し込み下さい(ネットからも申し込み出来ます)。

オヤジの話はともかく、あのリッツカールトン060721_1 高野登さんのお話と、船井総研の小山社長のお話は聞く価値十分だと思います。

Photo_9 

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ESのフォーラム?

ヤキソバオヤジ、以前から船井総研様の司法書士事務所経営コンサルティングのお手伝いをさせて頂いているのですが(詳しくはをご参照下さい)、今度は京都でサムライ業全体のフォーラムやることになり、今日はその打合せで同社コンサルタントの真貝大介さんが打合せに来られました。

060710_001 今度は写真を忘れずに撮らせていただいたので掲載します。

この「総合フォーラム」、今回の主なテーマは「従業員満足」、所謂ESです。これについてはこのブログでも取り上げましたが、顧客満足(CSESなくては実現できないという考えから、弊事務所のES実現(所内活性化)の取り組みについて、将来像も含めてお話させていただく予定です。

そこで、「サービス業を超える」といわれ、世界的にサービス業のモデルとして注目を集めているザ・リッツ・カールトン・ホテルの高野登さんを総合ゲストとして招き、講演をして頂くという事です。

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三田会と稲門会

060710午前中はオフィス・オーヨーの上原永大さんが遊びに来てくださいました。

不動産起業塾の清水さんの後輩(前職での)に当たる方で、同業者の清水さんをしきりに立てていらっしゃいました。

不動産三田会だそうで、その結束力を強調されてました(ヤキソバオヤジは不動産稲門会)

写真を撮らせていただくのを忘れたので、久しぶりに「似てない似顔絵」です。

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フラガール

060709_001 不撓不屈と同じ劇場で「フラガール」という映画(9月公開)の予告編もやっていました。これも見に行きたいと思います。「日本のハワイ」(スパ・リゾートハワイアンズ)の創設期のダンサー達を描いたものですが、オヤジ初めて常磐ハワイアンセンター(当時はそういう名称でした)でフラを見たとき、感動したのを覚えています。どうせ田舎の、まね事だろうと思っていたのHanamovie_1 ですが、かなり本格的で美しく、芸術性の高いものでした。

キャスティングで気になるのは蒼井優。映画って不思議なもので、特にその俳優のファンという訳ではなくても、好きだった映画に出ていた俳優が出ている映画も、同じように好きな映画なんじゃないか、と期待してしまうという事がありますよね。蒼井優さんだと、岩井俊二監督の「花とアリス」。

・・ラシーヌの永井さん(高校の後輩)、フェアのご招待状頂いていたのに行けなくてすみません!!

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不撓不屈

昨日は午後から映画「不撓不屈」を見に新宿へ。これはTKCの創設者である飯塚毅さんの国税当局との戦いを描いた映画で、ある税理士の先生からチケットを頂きました。

同じ専門資格業者として最も心を打ったのはその不屈の信念。絶対に不正行為を行わないという。スローガン的には「一円の取りすぎた税金もなく、一円の取りたらざる税金もなからしむべし」という表現をしていましたが、「欲はあるが大志がない」といわれたオヤジとしては少々耳が痛いところでした。

もっとも飯塚氏もその原点は戦争から復員したときに妻と息子を「絶対に幸せにしてやろうと思った」というところにあるというところも映画は描いているのですが、その頃は「一円の取りすぎた・・」という「信念」もまだ確立はされていなかったと思います・・。

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060709

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2006年7月 9日 (日)

鬱、鬱を知る。

おはようございます(ってもう昼近いですケド)。

今朝も例によって気分はこんな感じ。

060514_005_1

小松左京さんは神戸一中の同級生だった高島忠夫さんが鬱を克服したと聞いて、

ご自分も阪神大震災で鬱になり克服した経験から、中学時代以来会っていなかったその同級生に手紙を出したそうです

(日本経済新聞「私の履歴書)。

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2006年7月 8日 (土)

護国寺の骨董市

今日は月に一度の護国寺の骨董市

こんな感じです。

060708_005

060708_004

今日は時計屋さんが来ていなかった(あるいは午前中で撤収?)ので、当て外れ。

先月買った50年前の時計の調子が不調(仕方ない?)、「三ヶ月の保証付!」ということだったんです060708_001が・・・。

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司法書士試験打ち上げ!

昨日は、司法書士本試験(7月2日)が終わったので、「打ち上げ」。初めはヤキソバオヤジが受験生組(数人います)に一杯おごろうかと思っていたのですが、受験生組以外の社員諸君も参加するということで、結局大半のメンバーが参加。彼らが受験生組を「慰労する」という形になりました(もっとも「受験というのは別に慰労したりされたりっていうようなものじゃないですけど・・」という声もありましたが)。

そして2次会。金曜日なので全員入れる会場が確保できず、解散し、たまたま最後に残った有志二人W君、N君と、神楽坂のラウンジ「水村」へ(不動産起業塾ご贔屓の「はこいり」は満杯)。

060707_003 写真は彼らが女性バーテンダーにそれぞれ自分のイメージで、と言って作ってもらったカクテル。ピンクがW君、グリーンがN君。

3次会はN君と朝まで。スナック「パリュール」昔ながらのスナ060707_004_1 ックで、大変リーズナブルなんですが、ママの手料理が抜群に美味。歌いまくり、語り明かしました。N君今某リートに出向中で、日頃あまり話も出来ないので。

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2006年7月 7日 (金)

日本テレコムの革命的オフィス、行ってきました。

060707jt_003 今日は、日本テレコム様を訪問して、その革新的なビジネスシステムを実体験してきました。

詳しくはオフィス(完全フリーアドレス)の画像も交えてまた明日にでも書きますが、前から話は聞いていましたが、実際にこの目で見てみるとちょっとしたカルチャーショック!。

今日は、素晴らしいプレゼンテーションをして頂いた、デジタルオフィス事業部の柴田部長様の写真だけお届けします。

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売渡担保に入っている不動産を買っちゃったら。

「金融法務事情」最新号の判決速報に、買戻特約付き売買の形式を採りながら目的不動産の占有の移転を伴わない契約について、譲渡担保と解すべきであるとした最高裁の判決(平成18年2月7日)が紹介されていましたので、今日はこれに関連した話題です。

この訴訟は当事者間のもの(申請売買としての所有権移転請求を争う)ですが、今日は第三者との関係の話を。

融資の担保として不動産を提供させる方法として多いのは抵当権根抵当権です。この場合第三者(その不動産を買おうとか、担保に取ろうとしている人)にそれら担保権を対抗(主張)するためには登記する事が必要です。実際には債務者の信用度と登録免許税(債権額・極度額の0.4%)の関係で、登記を留保する場合もあります。

逆にもっと強い(実行が容易な)方法をとる場合も少なくはありません。

その典型が、所有権を移転する形式のものです。今回の判決でも問題となった譲渡担保売渡担保と言われるものです。これらの場合、所有権を移転してしまうので、抵当権のような裁判所による実行(競売)手続は必要ありません。但し、丸取り(不動産の価格が債権額を上回っていても全額を取得する)は許されず、精算の必要はありますが。

このような、担保に入っている不動産を取引の対象とする場合、譲渡担保であれば「譲渡担保」を原因として所有権移転登記がされますから、それを前提として取引に入ることが出来ますが、気をつけなければならないのは「売買」を原因としている場合です。

ここに「真正売買性」の問題が出てくるわけです。

例えば

所有者Aの名前で登記されている不動産をBさんがAさんから買った(売買契約)登記をしたとします。しかし、実はAさんは前の所有者(登記上の所有者、真の所有者)Xさんから、その不動産を担保として所有権の移転を受けたに過ぎず、占有も移転していなかった(引渡しを受けておらず、Xさんが使用を継続)という場合。

この場合Bさんは所有権を取得できるでしょうか。

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本屋さんのCS?

Newcomics_cover 先日も「ハチクロ」の話をしましたが、ヤキソバオヤジ子供の頃漫画少年だったのはもちろん、今でも漫画オヤジ。昨日も仕事帰りに近所の書店(夜中の1時まで営業)に立ち寄ってコミックを物色。この本屋さん、地下1階のフロアはコミック専門になっています。最近のコミックは皆ビニールが掛かっていて、立ち読みできないようになっているのですが、そこのレジ前の最新刊が積んであるところのものはビニールが掛かっていません。

オヤジみたいに、何巻目まで買ったかなんて覚えていない人種にとって、せめて最新刊だけでも中をみて読んだか(買ったか)どうか確認できるというのはとても助かる。そういう趣旨でビニールかけをしていないとしたらなかなか良い書店だな、でももしかしたらもう一つの理由からかもしれないなと思い店の人に聞いて見ました。

409188451201_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ すると残念ながらというか案の定というか、答えはもう一つの理由の方でした。それはレジの前だから(立ち読みしにくい)ということ。まあ、立ち読みというのは(特に漫画は)度を越したものも多いので、いたしかたない部分もあると思う反面、漫画だって中身を見てから買いたいという顧客の要望も当然あるはずなので、そこのところを一工夫欲しいところですよね。最近は見本用のものを置いているところもありますが、ごく一部のものだけが対象で、とても顧客満足を十分追求しているとは言いがたいですね。

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銀座で豪遊?

060704_002 木村剛さんのお話を聞いた日(昨日のブログ)の夜は不動産起業塾塾長の人脈社長ジミヤンこと清水さん銀座ですっかりご馳走になってしまいました。

札幌のボトルのお礼という名目で。起業塾を中心とした色々な人達(特にこれから起業塾に来られる方達)の話題をサカナに。ウチでインターンやってもらう人も出てくるかも。

060704_001 二軒目はおねいさま方のいる「繁盛店」に。きっぷの良いワセダOGのママさんの店。楽しくてついつい長居を(しかも響17年、塾長ゴチです)。

で(何が「で」だか)、ブログも少々お休みさせていただきました。。

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2006年7月 6日 (木)

木村剛さんサラサラヘアー?

__2 一昨日は「ゴーログ」の木村剛さんの講演(ビジネス会計人クラブ主催)。テレビなどで見るイメージとは違い、髪もさらさらで、べらんめえ口調で色々なお話をされましたが、ヤキソバオヤジが一番身につまされたのは、「中小企業の社長は資金繰りなんて興味ない。興味があるのは営業か技術。大変になったら走り回る(だからプロフェッションがサポートしてやらないといけない)」、ってまんまワタシの事? こりゃやっぱり税理士さん会計士さんに「会計参与」になってもらわなきゃだめかな。という事で昨日は公認会計士の桜庭周平先生の「会計参与の行動指針」の講義(でも個人事業主だからちょっと違うか)。

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2006年7月 3日 (月)

ヒデ引退!?/サラリーマンが法人化で減税?おかしくない?

060703_003 ヒデ引退!?今ニュース速報がワタシのケータイに飛び込んできました(ウチからのメール)。ホントだとすると燃え尽きちゃったんだね。

さて、今日は久しぶりに大宮へ行ってきました。街のイメージはもう、地方都市ではなく、「大都会」ですね。お伺いしたデベロッパーの方のお話では、さいたま新都心と大宮を結ぶ再開発も始まるとかで、東京駅八重洲地下街(日本最大)のような地下街も設けられるとか。県庁と市庁舎のある浦和の「落ち着いた」感じとはかなり趣が違いますね。

写真はその大宮で見つけた「オブジェ」。オフィス街と歓楽街が隣接する街の虚無感をよく表しています(?)。大阪の食い倒れ人形にも匹敵しまんな。この色使いといい、P店のパワーも感じる?

060703_002 さて、朝日新聞社の「アエラ」という雑誌があります。その先週号(7月3日号)で、サラリーマンが法人化して節税を図るという方法を提案・推奨している記事がありました。普段は読まない雑誌なのですが、たまたま先週会社法のセミナーをやらせて頂いた際に、税理士の先生(この記事に怒っていた、というか呆れていたというか)からウチの司法書士のO君が教えて頂きました。

簡単にいうとサラリーマンが会社を作って(会社法により会社の設立が従前に比して簡単になったため)マイカー、新聞雑誌、家族旅行等々の費用を必要経費として落とそう(支出の2割が経費になる)というのですが、これって素人目にみてもおかしい。税理士の先生が怒るのも無理はありません(「否認」されるであろうということでした)。

060703_001_1 まあもともとサラリーマン(ワタシもサラリーマン人生の方がまだ長いです)は自営業者の「経費」について不満を持っているとよく言われますが、自営業者から言わせると冗談じゃない、自分で相当のリスクを負って所得を上げようと努力しているものがそのリスク分(ホントは数字にならない大きなリスクを抱いているのですが)を経費として認めてもらうのは当然だということになります。

それに引換え何のリスクもないサラリーマンがマイカーや家族旅行を経費で落とすことに何の合理性もないと思います。

もっともこの記事にもありますが、会社との関係を雇用でなく業務委託契約に変更したとすれば、それはもうれっきとした「自営業者」であり、サラリーマンではありません。所得を上げるために必要なものは経費として認められますが、サラリーマンのような「庇護」の下には要られなくなり、様々なリスクを背負う事になります。

それでも仕事に使わない「マイカー」や「家族旅行」が経費になるわけはありませんが・・。

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2006年7月 2日 (日)

ルーニー!!/一部上場大会社も会社法による登記を見落としてる?

今日は司法書士筆記試験の本番。今年の問題はどんなだったでしょうか。そして皆の結果は・・。とりあえず打ち上げでもやるか!?(いや羽を伸ばしたいって・・?)

そして、ワールドカップルーニー可愛そう!! あれはとても「悪質なファウル」なんかには見えない。ウチの娘たちなんか始めてルーニーを見て、「可愛い~」なんて言っていたのに・・。しかも試合はPK負け。

そしてブラジルの敗戦はいささかショック。苦手意識があるのか?それとも・・・。この試合でヤキソバオヤジが印象的だったのは(いつも変なところばかり気になります)、開始早々のフリーキックで、ブラジルチームは3人がキッカーとして構えたのですが、3人が3人とも自分の蹴り易いようにボールを置きなおしたのです。これは相手の目を欺くために当たり前の事なのかもしれませんが、素人目には自分こそがと本気で主導権を握ろうとしているように見えてしょうがなかったのですが(特にジュニーニョロベルト・カルロス)。ま、敵を欺くにはまず見方を、という戦術(?)もありますが。

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さて、一昨日途中になってしまった、上場企業の会社法の見落としとは。

200606291346000 例えば、こんなことがありました。不動産登記の関係で偶然会社の登記事項証明書を入手した会社(一部上場の大会社=資本金5億円以上)なんですが、登記事項証明書を見てみると、登記しなければならない事項の登記がされていないことが明らかに分りました。

具体的には、委員会設置会社でない公開大会社(資本金5億円以上又は負債額200億円以上)では、監査役会及び会計監査人を置かなければならず、監査役会設置会社である旨及び会計監査人設置会社である旨も登記しなければなりません(取締役会設置会社である旨及び監査役設置会社である旨は職権で登記されますが、これらの登記に関してはされない)。この登記義務は原則として会社法施行日(平成18年5月1日)から6ヶ月間猶予されるのですが、その前に登記を申請することがある場合(例えば定時の役員変更など)には、その時点でその登記事項と一緒に登記しなければなりません。これを怠ると過料に処せられます。

この会社では会社法施行後に新株予約権発行の登記をしていますから、その時に併せて監査役会及び会計監査人を設置している旨の登記をする義務が生じます。これを怠っている以上、過料の対象には一応なります。

ところで一昨日記事で、閉鎖会社では資本金が1億を超えていても、定款の規定によって監査役の権限を会計に関するものに限定することが出来ると書きましたが、これは大会社には適用になりません。説明が不正確で失礼いたしました。

今日の写真は、例によって本文とは全く関係ないのですが、漫画「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ)の登場人物「ローマイヤ先輩」が本当にローマイヤハムの宣伝をしているというネタ。

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2006年7月 1日 (土)

ルーニー楽しみ!/あのころの熱意を忘れてない?

ドイツ対アルゼンチン、凄かったですね。開始早々イエローが出たときは、すわオランダ戦の再現か?(いやー古い言い回しですね、「いざ鎌倉」くらい)と思いましたが、荒れずに良い試合になりましたねー、でも負けちゃいましたが。

さて、今夜はまずイングランド登場。イングランドではオヤジはルーニーですね。あの一見萌え系の体型は日本人のもつ「ストライカーという感覚からはかけ離れていますが、あのパワーとスピードは凄いですね。おいおいラグビーかよってくらい、この間の試合なんてディフェンダー二人の壁をこじ開けて突進してました。

ポルトガルだと、オランダとの試合で酷いファウルで怪我をしたC.ロナウド選手がやはり印象的でしたね。次の試合は確か出ていなかったと思いますが、今日はどうでしょうか。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

060701_001 今日は夕方から先ほどまで事務所で書類の整理。今日のノルマ、ダンボール1個分の書類は何とか片付けました。捨てる書類は殆どなく、スキャンしてデータで保存します。ゼロックスの「ドキュワークス」という文書管理ソフトを使っています。これは、キーワード検索(テキスト本文の)がかなりの速さで行えるというのがポイント。もっともマイコンピュータだけなら「グーグルデスクトップ」が凄いんですが・・・。

整理した資料に混じって昔の営業レターのコピーが出てきました。今大事な顧客になっていて、時々飲みに行ったりしているお客様に、こんな他人行儀で営業センスのない手紙(面会していただいたお礼など)を出していたのかと、とても恥ずかしい思いがしたのですが、熱意だけは伝わってきて、果たして今新規顧客獲得の為にこんなに熱意を持っているかどうか、としばし反省。

あーすみません、イングランド・ポルトガル戦が始まってしまうので、昨日の続きは又明日・・。

写真は神楽坂祭りの提灯。提供は不動産起業塾の悪い子いや若い子達ごひいきのあの店です。

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