企業内部の問題解決は「与えられるもの」ではなく「つかみとるもの」であるとは。
昨日の記事で、問題点の解決は「与えられるもの」ではなく「つかみとるもの」であると書きましたが、この点について(特にウチのスタッフに)誤解を与えないよう(一晩寝て気になってきました)、少し補足します。
この話題の最後の部分で、問題点について「改善の努力」が続けられていると書きましたが、具体的にいうと次の様な「努力」です。
経営者(マネジメント)側から正当な評価がされていないのではないかという不満・不公平感を従業員側が訴えることは、ウチの事務所でもこれまでにもあったことですが、これは評価システムの不備が大きな原因となっていることが多く、ウチの場合もその点が不十分である(昔に比べれば随分改善されました)という反省のもとに、評価システムの整備にまた着手しました。
只、これも経営者サイドが「与える」ものではなく、従業員自らが作り上げていくものです。こういった「システム」も単にカタチだけ存在すれば良いというだけではなく、システム自体の内容が適正である必要がありますし、また、その運用が適正に行われなければ何の意味もありません。こういった点は従業員自らが作り上げていくべきものであると思うのです。
⇒「会社法よくある質問」シリーズの第1回目の記事、前回の記事
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コメント
先日は、神楽坂でお世話になりました!
私もこれから開拓していきたいと思います。
投稿: アイビー195 | 2006年6月 9日 (金) 12時45分
アイビー195様、コメント有難うございます。
新規「開拓」出来ましたら是非お供させてください!!
「夜の添乗員」(笑)より・・。
投稿: ヤキソバオヤジ | 2006年6月 9日 (金) 18時40分