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2006年3月 2日 (木)

法的思考のできる奴が仕事のできる奴 その13 仕事のできる奴はだまされない 後編その2

昨日は中途半端で失礼しました。大変上機嫌だったもので・・。西麻布の「K」。旨かったです。ネットにも出てきません(ぐるなびでも)から実名は差し控えますが、かなりしっかりした仕込みです(焼き鳥とおでんが主力)。それなのにさほど混んでない。この店を神楽坂にもっていったら大変な人気になるでしょうね。「T」顔負けの。

今日はスミマセン午後から休んで、坂東玉三郎様の公演を観に行かせて頂きました。 

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いや~参りました。あの目、あの表情、背中がゾクゾクしました。人間とは思えない美しさ。芝居は何度か拝見していましたし(もちろん素晴らしかった)歌舞伎のプログラムの中での踊りも観てはいたのですが、やはり踊りだけの公演のせいか(最前列というのもよかったのですが)まったく違う印象を受けましたね。時間が経つほどじわじわと感動が沸いてきます。連れは手相なんか見てましたが(あの方両手とも「ますかけ」だとか・・・)

さて、余談はさておき、昨日の続きです。

人の言動に「法的思考」を働かせるというのは、つまりその人が「なぜ」そういう言動を取ったのか考えるということです。

今回のケースですと、XさんがなぜM君達をかばうような事を言ったのかということです。もちろんXさんが義侠心に富んだ人で、人のせいにできなかったのかもしれません。しかし、おかわりを断った理由はジュースが残り少ないからという事でしかもそれをお客様にも説明した上での事ですから、さほど責められるべき事でもないのです。敢えて「かばう」必要のあることでもないのです。

そこのところを「おかしい」と思うかどうかが「法的思考」が出来ているか(そのセンスがあるかどうか)という事になってくるのだと思います。人に言われたことに何の疑いも抱かずに信用するのか、命じられたことに疑問を持たずに従うだけの人なのか、ということにもつながります。

この場合も「法的思考センス」のある人はおかしいと感じ、むしろ他に何か理由、目的があるのではないかと考える(感じる)はずです。

こんな言い方をすると、まるで人を信じるな、疑え、と言っているように聞こえるかもしれませんが、それは違います。人に「信じられる人」と「信じられない人」がいるわけではありません。ある人のある行動を信じるか信じないか、不誠実な行動があったときにそれを見抜ける力を付けなさいということなのです。同じように「プラス思考な人」と「マイナス思考な人」がいるわけではなく、物事の受け止め方・考え方をどの様にするか、ひとつひとつの出来事について考えればよい問題なのです。

おっと、話がだいぶそれてしまいました。今日はこのくらいにしておきますか・・・・・。

⇒法的思考シリーズ次回の記事(その14「だまされない」後編その3

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