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2017年3月30日 (木)

よくある質問 1 A-B-C順次売買でも使えるのか。

今日からは「よくある質問」。

今日の質問は「A-B-Cと順次売買されている場合でもA→Cという「新・中間省略登記」は使えるのか。」というもの。これは「よくある」というより「かつて少しあった」質問だ。

いまとなっては「当然使える」という答えが当たり前だが(この場合に使えなければ意味がない)、初期の頃は真面目にこれを議論する方もいた。

最初この点に付き異を唱えているかに見えた日本司法書士会連合会及び法務省も現在では見解を改め(或いは意見に関して修正を加え)、AB、BCそれぞれが売買契約を締結していた場合でもこの方式は使えるとしている(平成19年5月30日付日本司法書士会連合会会長通知(追補)、登記研究710号における「修正」)

つづく

◆このシリーズの第1回はこちら
◆新・中間省略登記小冊子のダウンロードは→こちら
◆もっと詳しく知りたい方は→「新・中間省略登記が図解でわかる本

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