« 同時決済の流れ 1(自己資金での支払い) 上 | トップページ | 同時決済の流れ 2(自己資金を用意しない場合) 上 »

2017年3月12日 (日)

同時決済の流れ 1(自己資金での支払い) 下

少し解説しよう。

170311_2 次の「同時決済の流れ2」との違いは、「1」では中間者Bが自己資金(Aに支払う売買代金)を用意する必要があるという事だ。

どんな売買でも買主は自分で売買代金を用意するのは当然だ。現金で用意できなければ金融機関から融資を受けて用意する。

従ってこの「1」の流れが本来の流れであるといって良いのだ。

しかし、この「再販スキーム」では必ずしも自分で売買代金を用意する必要なないのだ。
つまり、先に転売先のCから売買代金を受領して、その中からAに対する売買代金を支払えばよい。

つまり、Bは資金力がなくても不動産を買う事ができるのだ。

これが次に解説する「同時決済2」の流れである。

賢明な読者は気が付いていると思うが懸念通りのトラブルが最近起こっているが、この点は後述する。

つづく

◆このシリーズの第1回はこちら
◆新・中間省略登記小冊子のダウンロードは→こちら
◆もっと詳しく知りたい方は→「新・中間省略登記が図解でわかる本

|

« 同時決済の流れ 1(自己資金での支払い) 上 | トップページ | 同時決済の流れ 2(自己資金を用意しない場合) 上 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 同時決済の流れ 1(自己資金での支払い) 下:

« 同時決済の流れ 1(自己資金での支払い) 上 | トップページ | 同時決済の流れ 2(自己資金を用意しない場合) 上 »