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2017年2月11日 (土)

基本の理解不足でトラブルに

前回まで、基本が重要であり、その中でも中間者に所有権が移転しないという事の理解が重要であると説明して来た。なぜこの点の理解がそんなに重要なのか。

それは、最近起こっているトラブル、失敗の原因の一つがこの点についての無理解にあるからである。この点に関しては講義の終盤で解説する事になるのだが、その概観だけしておこう。トラブルには次の様な類型がある。

1 課税トラブル
2 代金不払い
3 契約解除騒ぎ
  ①転売の秘匿
  ②転売の失敗
  ③事後の解除
4 地上げの失敗例

そして、基本が理解できていない、あるいは基本をおろそかにしたために発生しているトラブルの典型が課税トラブルである。

課税トラブルとは新・中間省略登記をおこなったつもりなのに不動産取得税が課税されてしまった、或は納付を求められてしまった(納付書が送られて来た)というトラブルである。

詳しくは後述(このシリーズの終盤)する。

さて、もう一つ基本について理解しておいてほしい重要事項がある。

つづく

◆このシリーズの第1回はこちら
◆新・中間省略登記小冊子のダウンロードは→こちら
◆もっと詳しく知りたい方は→「新・中間省略登記が図解でわかる本

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