節税シミュレーション ④ 新築ワンルーム(専有卸)(上)
節税シミュレーションの4つ目は新築ワンルームマンションの専有卸である。
固定資産評価額は土地500万円、建物500万円、計1000万円。
A→B→Cと順次この土地が売買された場合、通常の売買であればBの負担する不動産取得税は22万5000円(土地=評価×1/2×3%、建物3%)、登録免許税は9万5000円(土地1.5%、建物0.4%)である。
しかし、新・中間省略登記で行えばいずれも発生せず(0円)、削減効果は3.2%である。これだけ削減効果が低いが、これはそもそもBの負担する登録免許税率が低い(0.4%)からである。新築の場合買主の登記は「所有権保存登記」(初めて所有権の登記を行う事)であり、登録免許税率も「移転登記(2%)よりも低く定められている。
しかし専有卸の場合はCが負担する登録免許税も節減になる。
つづく
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