都心部では「最先端」のトラブル事例が・・・。
早稲田大学出身の不動産関係者の団体、「不動産稲門会」に「金融経済研究会」という勉強会がある。今回はこの勉強会で「新・中間省略登記」の講演をさせて頂いた。時間も限られていたし(2時間)会場も都心(青山オーバルビル・ナジックプラザ)という事もあり、今回は基礎編を省き上級編のみの講演とした。名付けて「最先端情報編」。
流石に都心の不動産会社の方は新・中間省略登記を当たり前に実践されている方が多く、冒頭に釘を刺された。曰く、「中間省略は普通にやっているが今日は『最先端情報』だというから来た」。Y先輩、ハードルを上げて頂き有難うございました(笑)。
質疑応答も活発で、最先端の(?)トラブル事例を披露して下さった方もいた。
こんな事例だ。。。
「福田さんが普及させてくれたお蔭で(笑)、安易に買取り転売をして利益を上げようとする若手が増えた。確実な売り先を持っておらず、資金調達力もないから結局転売が出来ず、それによって買取りの契約が不履行になってしまうケースが凄く増えている」というのだ。
「しかも通常の契約書だと不履行になってもすぐには契約解除できない」
うーん。確かにこれは困った傾向だなー・・・・。Dさん情報有難うございました。
因みに来月もこの金融経済研究会で続けて講演させて頂くが、テーマは全く異なり不動産売買リスク、特に高齢者が関わる場合の問題と対策についてお話をさせて頂く予定だ。
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