業界団体の法定研修、なぜ今新・中間省略登記?
公益社団法人茨城県宅地建物取引業協会の法定研修で新・中間省略登記の講義をさせて頂く事になった。県内4会場(鹿島、結城、つくば、水戸)。
今日(1月21日)は第一回目の鹿島会場(鹿島セントラルホテル)。
政府公認を受けてからもう8年にもなろうというのになぜ業界団体が、しかも法定研修の一環として今頃新・中間省略登記を取り上げるのかいささか疑問であったが、実際に研修を行ってみて納得した。
つまり、普及していないのだ。
講義冒頭にこの手法を実務で取り扱った経験がある方に挙手してもらったのだが、100名を超す参加者のうち手が上がった方は片手に満たなかった。
後で話を聞いて見ると、「司法書士に頼んでもやってくれない」という。
そもそも今回の法定講習で新・中間省略登記を取り上げたのは県からの要請だとの事だ。
県に対して「新・中間省略登記が出来る様になったそうだが・・・」という問い合わせが相次いでいるらしい。
http://www.fukudalegal.jp
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