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2007年4月27日 (金)

「中間省略」問題で学んだこと

「中間省略登記」セミナー、「中間省略登記問題の決着 『直接移転契約』の効果と実際」は、昨日300名を超えるご参加を頂き、無事終了いたしました。ありがとうございました。詳細はこちらまで。

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さて、「中間省略登記」セミナー無事終了いたしました。

300名を超えるご参加を頂きまして、本当にありがとうございました。

規制改革会議委員の福井秀夫先生、弁護士の吉田修平先生に引き続き講演させていただきました。

福井先生は、規制改革と中間省略登記と題して、今回の答申・閣議決定の経緯とその後の関係各省庁、関連諸団体とのやり取りなどを明快な論旨、歯に衣着せぬ論調で、胸のすく講演をされました。

吉田先生は(そもそも今回の答申の仕掛け人でもいらっしゃいますが)、中間省略登記を実現する手法として答申・閣議決定によって承認された手法である「直接移転契約」のスキームと契約書の書き方について、緻密な法律構成に基づいた解説をされました。

続いて登壇した私は、主に実務上の問題点を中心にお話をさせて頂きましたが、本論に入る前にこんなお話を致しました。

私が平成17年1月に住宅新報紙上で「中間省略登記」に関する問題提起を行ってから、今回の答申にいたるまでの2年間に感じたことは・・。

司法書士は法律家であること。法律家とは法律に奉仕するものではなく、法律を道具として使って、経済活動が安全・円滑に行われることに奉仕するものであること。

こういったこと(当たり前のことですが)を改めて考えさせられる良い機会を与えて頂いたと感じております。

詳しい講演内容等につきましてはまた改めて。

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